MUKU-DATA  ランディングネットで使わる材  M/R様

土曜日、15:00頃から木材倉庫に居たら
数年ぶりにランディングネットを趣味で製作されているM/Rさんが来られた。
5~6年ぶりに顔を合わせるしお互いにマスクをしているので、
はじめはお互いのことを良くわからず、2~3言葉を交わして、
あぁぁ・・・  その節は・・・・ と分かった。

スポルテッド材をお探しのようだったが、
その日の朝入荷したばかりのキルトメイプル材があって見ていただいたら
ご興味を持っていただき、用が足りて良かった。

製作中のランディングネットを見せてもらった。
黒柿、花梨の瘤、杢のある楓、スポルテッド・・・
どれもわぁ~いいなぁ~って見ててワクワクしてくるものばかり。
全ては木取り、その材のどこをどう木取りして配置するか?
どこを切取りどう見せるか?
僅か数センチの部分の見せ方・・
ペン製作の人もそうだけど、小さければ小さいほど
その中でどう見え、材のどの部分を木取りするか?で
それらが出来上がった時の見え方が違ってくる。
センスが問われる、木取りのセンスで好みが分かれるところかと思う。

これが例えば一枚板のテーブル用だと、
あんまり細かすぎる木目は離れてみると全体が霞んで見えたりして、
使う場所、材の面積などで木目の細かさや見せ方は変わってくるのかと思います。

この日はたまたまM/Rさんのお知合いのランディングネット製作のSさんや
卓球のラケット木部フェチのTさん、
東京芸大の方々、一枚板をお探しの方々など
木を通じてまた多くの刺激と出会いをいただきました。